スクールニュース vol.403
「浜松市防災学習センター」春のイベント「春フェスタ2019」の開催に際し、愛称発表と除幕式
静岡県浜松市に廃校を活用し、改修した「浜松市防災学習センター」が昨年12月1日オープンした。その後、同防災学習センターは愛称を広く市民に募集をしていたが、2019年3月24日(日)に決まり、同センター春のイベント「春フェスタ2019」の開催に際し、愛称発表と除幕式が行われた。
愛称は「はま防~家」
「浜松市防災学習センター」(はま防~家)は、2017年に中部学園(小中一貫校)へ統合され閉校した浜松市立北小学校の旧校舎東棟(3階建て)を活用改修して2018年12月1日に開設した同市の防災学習施設。
同防災学習センターは、浜松市民自らが防災について「考え、備え、行動する」を基本理念に、多くの市民が防災を学習・体験できる場であるとともに、知識の普及と啓発する拠点施設である。特に、次世代の担い手となる小中学生が、防災教育についいて楽しく学び、体験できるものだ。また、その運営面でもその機能や特性が十分に発揮されるように常に適正な人員を配置するとともに、指定管理者による利用サービスの向上を図りながら効率的な管理運営を行っている。
改修された東棟の各階構成は1階が「知るゾーン」で、地域の災害特性エリア(浜松市のまちと災害とのつながりを知り、防災への意識づけ・きっかけ作りを行う)、家庭の防災対策エリア(ゲーム性や体験性のある防災学習を通じ子どもにも親しみながら学んでもらう)。2階が、「つながるゾーン」の親子学習エリア(市民や団体・企業等の活動や交流を通じ「防災コミュニケーション」を育む。)「感じるゾーン」体験型防災学習エリア(災害を直接的な体験として提供し、自助や共助への実践につなげるなど)。3階は、「地域等との連携エリア」企画展や市民活動団体などの展示スペースとして活用する。「学習・訓練エリア」イベントや団体利用者へ向けて、講座・講習など様々な活動を行うなどである。
3月24日に開催された「春フェスタ」での防災学習センターの愛称に選ばれた「はま防~家」の除幕式では、ネーミングに選ばれた同市西区在住の小学生、山田 祐君と、同市危機管理監 宮城 和敬氏などによって除幕された。「はま防~家」の意味・想いは、浜松市の「はま」、「防」は防災と「家」は浜松市のゆるキャラでもある、出世大名家康くんの家から取り、また親しみやすいように「防~」を「ぼ~」と読むようにしたという。
同フェスタでの除幕式の他、ワークショップ「火おこし体験」、「1日でできる避難小屋」、災害対策トイレの設置、カゴメ製品の野菜備蓄品の展示もされた。
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