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Posted on 2019年10月15火 in スクールニュース

スクールニュース vol.444

 

アクティブ・ラーニングについて、東京大学名誉教授 市川伸一先生に取材して

先日、東京大学名誉教授である市川伸一先生にお話を聞く機会があった。先生は、認知心理学・教育心理学に基づいた学習過程の分析、教育方法を研究テーマとされており、今回の取材は新学習指導要領に盛り込まれた主体的・対話的で深い学びの実現を目指す「アクティブ・ラーニングの今」についてお聞きするインタビューであった。
1時間にわたるインタビューでは、「100%の時間をアクティブ・ラーニングにあてるわけではないこと」、「先生が教えることを疎かにしない、ということを踏まえた上でのアクティブ・ラーニングであること」等々、沢山お聞きすることができた。そして、重要なこととして、「先生達が、アクティブ・ラーニングで子どものどのような資質を育てていくのか。アクティブ・ラーニングをすることに終始するのではなく『何を育てたいのか』という視点がスタートになるのではないか」ということをお話されていた。
ご多忙のところ、貴重なお話をありがとうございました。

 

第13回キッズデザイン賞。内閣総理大臣賞は「フライングディスク運動型STEAM教育プログラム」

9月25日、今年で第13回目を迎えたキッズデザイン賞の受賞作品各賞が発表された。最優秀賞である内閣総理大臣賞には、Terada3Dworksの「フライングディスク運動型STEAM教育プログラム」が選ばれた。同製品は、フライングディスクを題材にして3Dモデリング、3Dプリンターを活用する運動型のSTEAM教育プログラム。入口を運動、出口をデジタル技術とすることで、運動で体験したイメージ力を3Dプリンターで再現する経験を得ることができるものだ。
他にも、子どもでも安心して使うことのできるLXILの災害用トイレ「レジリエンストイレ」も優秀賞である経済産業大臣賞を受賞した。また、施設の受賞作品として、キッズデザイン協議会会長賞に、地域とともに成長する仕切りのない園舎「九品寺こども園」が選ばれている。同こども園は、一枚屋根のもと、運動感覚を引き出すような遊び場が施設全体にちりばめられている。

受賞作品展示会場の様子

受賞作品展示会場の様子

 

 


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