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Posted on 2020年7月14火 in スクールニュース

スクールニュース vol.498 編集部より

 

自然災害が全国的に発生する中で、千葉県南房総市立嶺南中学校へ、起震体験車「まもるくん」が出動し、同校中学生が体験

千葉県の南房総市立嶺南小学校(校長:鈴木 康代氏)を梅雨やコロナ禍の中であるが取材をした。千葉県の外房地区の南房総、館山などへは、特に、東京の城南地区(当社会社港区など)から東京湾アクアラインで結ばれ、車では意外と近い距離にある。
今回取材した南房総市の嶺南学園は、2019年4月、先に整備されていた嶺南中学校(校長:三平 智子氏)と、新設された嶺南子ども園(園長:藤本雅俊氏)の園小中が同一敷地内で連携教育を進め、0歳から15歳まで通う「嶺南学園」を構成する。同園は、「小1プロブレム」「中1ギャップ」といった接続の課題や多世代交流を促すことの目的と、保育・幼稚園、小学校、中学校で、学園化して連携した教育をする新たな教育施設群を見学することができた。
また、この日、たまたま来校していた起震車による地震体験授業も見学した。

 

起震車による地震体験

起震車による地震体験

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体育館で順番を待つ生徒たち

体育館で順番を待つ生徒たち

起震車が起こす、東日本大震災クラスの震度7は車外から見ていても恐怖を感じるもので、予想以上の大きな揺れを経験した生徒の中には「こんな揺れが、本当に起きたら正しい判断ができるのだろうか」などという感想を述べたりしていた。
今年も、わが国では異常気象によるものか、各所で自然災害が発生している。また、梅雨前線も日本列島で大雨、強風などをもたらし、九州から関東地方まで大雨が続いている。九州では、大雨による河川の氾濫により多くの被災者が出ている。また、昨年の千葉地方を襲った台風15号、19号の被害は記憶に新しく、取材当日の街並みの屋根に未だブルーシートで補強している家屋を見られたのも現状である。
この起震車体験は、地震体験であるが、防災意識の啓発からも生徒達にとっても災害に備える良い経験になったであろう。

 

 

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