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Posted on 2021年3月24水 in スクールニュース

スクールニュース vol.548

 

文教大学が東京あだちキャンパスを開設

文教大学が東京都足立区で計画を進めてきた東京あだちキャンパスの開設記念式典を3月20日に行った。埼玉県越谷市の越谷キャンパス、神奈川県茅ケ崎市の湘南キャンパスに次ぐ3番目のキャンパスとなる東京あだちキャンパスは、足立区北部の花畑地域で独立行政法人都市再生機構(UR)が保有していたおよそ47,300㎡を取得したもの。新キャンパスはフェンスレスな開放型のキャンパスで、図書館棟(南)、教育研究棟・講義室棟(西)、講堂棟(北)、食堂棟・体育施設(東)が中央のケヤキコート(中庭)を囲むように配置され、四方はそれぞれの特色を示す顔となるようにデザインされた。
学校法人文教大学学園の野島正也理事長は式辞の中で、「東京あだちキャンパスが、学生・教職員・地元の多くの方に愛される教育機関として、確たる評価をいただけるよう学園をあげて努力してまいります」と述べた。また、文教大学の近藤研至学長は、「大学は地域から学び、地域も大学から学ぶ。こうした関係を築くことができれば、必ず双方が成長していくことができる」と挨拶。野島理事長、近藤学長ともに、最後はこれからの協力を呼び掛けて話をまとめた。

メインアリーナで行われた式典の様子

メインアリーナで行われた式典の様子

そして来賓を代表して祝辞を述べた足立区の近藤やよい区長は、「足立区は千寿地域が大学進出で短期間に変化した経験を実感している。既に文教大学の学生や教員からコラボレーションのアプローチをいただいていて、花畑地域が文教大学を中心に飛躍し、イメージを変えてくれる拠点として発展することを期待している」と期待を寄せた。

朝から曇っていた空もテープカットのときだけ青空をみせた

朝から曇っていた空もテープカットのときだけ青空をみせた

この春からは、国際学部と経営学部、大学院国際学研究科のおよそ1,800名の学生が東京あだちキャンパスを学びと生活の拠点とする。新キャンパスの紹介は弊誌にて今後行う予定。

 

大阪成蹊大学 新キャンパス開設と新学部の設置を計画

学校法人大阪成蹊学園創立90周年事業として、大阪成蹊大学は令和4(2022)年度から6(2024)年度の間に4学部を新設、令和5(2023)年度には新キャンパスを開設する計画を3月19日に発表した。

大阪成蹊大学新キャンパスのレンガタイルでデザインされた外観イメージ(学校法人大阪成蹊学園提供)

大阪成蹊大学新キャンパスのレンガタイルでデザインされた外観イメージ(学校法人大阪成蹊学園提供)

平成15(2003)年、大阪市東淀川区に開設された大阪成蹊大学は、現在、経営学部・芸術学部・教育学部の3学科を有する。ここに、令和4年度から国際観光学部(仮称:定員80名)を、令和5年度から看護学部とデータサイエンス学部(ともに仮称:定員80名)を、令和6年度から社会学部(仮称:定員120名)を開設する。同大によるとデータサイエンス学部の設置は西日本の私立大学で初。文・理・芸の融合する総合大学への拡大である。
また、阪急京都線「相川」駅の西側徒歩3分の土地を賃貸借により確保して新キャンパスを計画している。令和5年4月の竣工が予定されている新キャンパスは地上8階建て。1階に図書館・ラーニングコモンズ・事務室などを整備し、2階から7階に教室・演習室・実習室・研究室、8階を学生食堂などとする計画で、500人収容の多目的ホールも考えられている。

大阪成蹊大学新キャンパスの内観イメージ(学校法人大阪成蹊学園提供)

大阪成蹊大学新キャンパスの内観イメージ(学校法人大阪成蹊学園提供)

 

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