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Posted on 2022年1月14金 in スクールニュース

スクールニュース vol.610

 

駒澤大学、新図書館施設整備について

駒澤大学(東京都世田谷区)は、同大学が140周年を迎える2022年10月の開館を目指し、新図書館整備を進めている。
駒沢キャンパスの新図書館は、同大学のさらなる高度化と、図書館内に蓄積される「大学の知」を多方面へ発信する新たな拠点となるもの。
施設規模は、地上6階・地下3階建、延床面積約11,000㎡、近年の大学図書館に求められる多様なニーズに応える図書館整備が行われている。
新図書館のコンセプトは、「智を蓄え、智をつかい、智をつなげる『智の蔵』」である。
次の3点を主なコンセプトとして計画されている。
〇建物中央に書架を集中配置し、蔵書の開架率を飛躍的に向上させる「智の蔵(ちのくら)」
〇階層ごとに〈収蔵〉、〈交流〉、〈学修〉、〈調査〉、〈研究〉という概念を設け、上層階に行くほどに学びの専門性を高め、入館者が求める滞在場所を自由に選択できる構成とする「フロアゾーニング」
〇多様な学修スタイルに応じ、時代に即した学修・研究を行うことができる「多様な閲覧スペース・学修空間」

 

新潟県立大学の新校舎、完成近づく

新潟県立大学(新潟市東区海老ケ瀬471番地)の新しい顔となる新校舎「新3号館」の完成がいよいよ近づいてきた。2022年4月に供用を開始する。
同大学キャンパスは、木々に囲まれた緑豊かな落ち着いた環境にあり、敷地内には学生がくつろげる場所が多く確保されている。また約8,500㎡の多目的運動場も有している(全敷地面積43,743.55㎡)。
完成間近の新校舎は、6階建てで、既存の他の校舎と調和するレンガ調の落ち着いた外観である。各種講義室や、ドーム型の閲覧室が特徴的な現図書館、1号館と回廊で繋ぐ新たな図書館のほか、学生たちが自由に寛ぎ、語り合う場所として学生ラウンジを設ける。
新校舎の施設規模は、鉄骨造6階建、延床面積5,884.117㎡。具体的には、1階に大講義室、学生ラウンジなど、2階に中講義室や小講義室、学生ラウンジ、3階に図書館。4階にはゼミ室など、5階に音楽室、音楽レッスン室など、6階には教員研究室などを配置する。
新3号館のコンセプトは、次の5つ。
〇同大学が新潟女子短期大大学(昭和38年創立・平成24年3月閉学)時代から培ってきた伝統を引き継ぎながら、令和2年4月に開設した国際経済学部が加わる新たな4年生大学を象徴するランドマークであること
〇国際経済学部の開設等に伴う収容定員の増加に対応し、学生や教職員が機能的に移動できる動線を確保すること
〇音楽室など実習室の配置に配慮した静寂な教育研究環境
〇現在の図書館と回廊でつなぐ新しい図書館を設けることで、一体的に運用すること
〇学生が自由に過ごせるラウンジスペースの設置
設計は、新潟県建築設計協同組合、施工は本間・新潟藤田・皆川特定共同企業体が担当している。

 

 

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