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Posted on 2022年4月12火 in スクールニュース

スクールニュース vol.631

 

阪南大学の新校舎計画について

阪南大学(大阪府松原市)が、同大学最大の拠点となる新校舎計画を発表、2024年4月の供用開始を目指し工事が進んでいる。
新校舎は、学生の学びの効率をより一層高める環境を整えた新たな拠点として計画されている。地上5階建ての建物の中心に、明るさと開放感を生む吹き抜け大空間を設け、自然光に満ちた空間をつくる。建物内には、心地よい風を取り入れ、緑を感じられる空間を整備することで、学生にとっての憩いの場を目指す。新校舎は、ここで学ぶ学生達の学びと交流を深め、創造性を育む阪南大学の新しいシンボルとしての役割を担うことになる。
具体的には、大小48教室(大教室2室、中教室14室、小教室32室)、総座席数約4,100席を備える施設整備を行う計画だ。自分の端末を自由に使える学修環境、そしてアクティブ・ラーニングを実践する充実した環境を整える。また、コミュニケーションを促す空間づくりも積積極的に行われている。授業の合間などに、学生が憩い交流できる屋外テラスは、新校舎のシンボル的スペースだ。さらに、くつろぎの場としてだけでなく、グループワークやクラブ・サークル活動などに利用できるコモンスペースは、テラスに面したオープンタイプ、個室型のクローズドタイプなど異なるタイプを用意。トイレには、女子学生の意見を取り入れ、充実設備の広くて明るいパウダーコーナーを設置。広く、清潔で明るいスペースに、スタイルミラーやコンセント付きカウンター、バッグを置けるベンチ、おしゃれなアイランド型の洗面カウンターも設けるなど、機能性とデザイン性を兼ね備えた充実したパウダーコーナーは、まさに学生視点に立った整備と言えるだろう。
建築的には、これからの時代の建築物として自然エネルギーの活用し、SDGsを意識した、快適かつ省資源・省エネルギーに貢献するデザインを採用。
素晴らしい意匠性と共に、自然採光、空気の対流による自然換気を促す吹き抜け、LED照明、太陽光パネル、冷暖房効率を高める複層ガラスなどを活用し、環境負荷を低減に取り組む。換気や省エネルギーへ配慮した設計により、SDGsやアフターコロナ時代に対応する。

 

 

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