明治大学、生田キャンパス第二中央校舎整備計画について/脱炭素・資源循環型社会の実現に向けて。低炭素型アルミ形材「プレミアル(PremiAL)」シリーズを新たに展開
スクールニュース vol.691
明治大学、生田キャンパス第二中央校舎整備計画について
明治大学の新校舎プロジェクト、生田キャンパス第二校舎(仮称)が、2023年4月の着工を控えている。同整備計画は、2021年の設計プロポーザルを経て、日建設計が設計を担当している。
理工学部、農学部の学生と大学院生が学ぶ多摩丘陵の高台に位置する広大な生田キャンパス。新校舎は、生田キャンパス中程にある図書館の北側隣接地に建設する。第一校舎1号館、第二校舎2号館、第二校舎5号館の教室と、図書館、ラーニングコモンズの3つの機能を複合、アクティブ・ラーニングの機能設備を含め、新しい時代の教育を見据えた生田キャンパスのハブとなる共有教育棟として計画された。施設は、キャンパス中心を南北につなぐ主動線であるアカデミックモールに対して大きな庇を広く開き、キャンパスのどこからもアクセスしやすい学修拠点、キャンパス・ハブとして学生が行き来し立ち寄る場所となる。延床面積はおよそ12,100㎡、2023年4月に着工し2025年2月の完成、同3月の施設開館を目指す。その後、5月から2026年の3月にかけて解体及び外構整備を行う予定だ。
株式会社LIXIL 脱炭素・資源循環型社会の実現に向けて。低炭素型アルミ形材「プレミアル(PremiAL)」シリーズを新たに展開
2022年12月、LIXILは移転したばかりの本社大崎ガーデンタワー24階で、アルミリサイクルに関する取り組みと新シリーズについての記者発表会を開催した。

発表された新製品は、低炭素型アルミ形材「プレミアル(PremiAL)」。脱炭素・資源循環型社会の実現を目指し、リクシルの新たな歩みが始まった。
発表会では、これからの脱炭素・循環型社会の実現に向けて、リクシルのアルミリサイクルに関する取り組みと新シリーズについて発表。同社は、脱炭素・資源循環型社会の実現に貢献する取り組みの1つとして、2031年3月期にアルミリサイクル率100%達成を目標に掲げている。この活動を推進し、目標達成することで、同社が定めるCO2排出量削減の中間目標であるSCOPE3削減目標30%(2019年3月期比)のうち、約3割の削減に寄与することになる。同活動の推進によって誕生した低炭素型アルミ形材として「プレミアル(PremiAL)」シリーズを展開していく。第1弾として、原材料の70%にアルミリサイクル材を使用した「プレミアルR70」を12月よりビル向け建材から展開を開始した。「プレミアルR70」の普及を通して、建築物の資材調達に係るエンボディードカーボンを削減し建物の環境価値向上に貢献していく。今後は住宅用建材にも展開していく予定だ。「プレミアルR70」の特徴は、①アルミ形材の原材料のおよそ70%に再生地金(リサイクルアルミ資材)を使用、②新地金を100%使用した製品に比べ材料由来のCO2排出量を約55%削減、③ライフサイクルアセスメントを実施し、EPDに準拠した「エコリーフ環境ラベル」を取得、などがある。
同社は、原材料の100%すべてにアルミリサイクル材を使用する技術開発にも成功しており、今秋にはアルミリサイクル率100%の低炭素型アルミ形材「プレミアル R100」の発売をビル向け建材から予定していることも合わせて発表した。
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
登録解除はサイト上部の「メルマガ登録/解除」を選択してください